| ◆歴史 | 現在、エル・ジェムでは砂漠化が進んでいるが、かつては緑豊かな美しい街で、オリーヴ油の貿易で大いに栄えた。そして、その巨額な富より、かの巨大な円形劇場が建設されたのだ。今日では、繁栄したローマ時代の2倍に当たるおよそ1万人の人口を擁している。 |
| ◆交通 | チュニスからは、鉄道でスースまで2時間、エルジェムまでは更に1時間。スファックスからは、鉄道で1時間。 |
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| ◆説明 |
| 世界に現存する円形劇場の中でも特に保存状態が良く、大きさは縦148m、横122m、高さ36m、アリーナの直径は65m。現在でも約30000人を収容することができる。このため、毎年7月末〜8月初旬には、民族舞踊や歌、劇などが催される音楽フェスティバルが行われる。また、3階建ての観客席は最上階まで上ることができる。 円形劇場の建設が始まったのは紀元200年頃であるが、建築家達は、ここで当時ローマでは使われていなかった方法で、新しい構造を試みている。それはアリーナへの出入り口や通路を、観客席とアリーナの地下に設置したことである。また、階段や通路、観客席などの重量を分散させるため、地下にそれらを支える土台になる壁を、中心から外へ向かって広がるように配置し、外周の壁にかかる重量を軽減した。 しかし、円形劇場の建設は中断してしまう。それは、マクシミヌス・トラクス帝がオリーヴ油に新たな税金をかけることを承認したことにより、怒った民衆が反乱を起こしたためである。そして238年には皇帝の退位を要求し、ゴルディアヌスを皇帝に推戴した。これに対して、マクシミヌス・トラクスは報復として、軍を送って反逆者を倒し、エル・ジェムを制圧し、焼き払うように命令した。わずか3週間の天下だったゴルディアヌス1世は自害して果てた。 こうして、円形劇場の工事は頓挫してしまったが、マクシミヌス・トラクスが暗殺され、皇帝の座を引き継いだゴルディアヌス1世の孫ゴルディアヌス3世により再開され、円形劇場は完成した。 円形劇場では剣闘士同士の戦いや戦車競争だけでなく、猛獣と剣闘士、または死刑囚との戦いなどが催された。また、アリーナに水を張る模擬海戦も行われた。しかしながら、水不足のテュスドルスでは、市民達の反感と不満を増大させたために、中止せざるを得なくなった。 | |
| ◆開場・入場料 | |
| 夏季07:00〜19:00 冬季08:00〜17:00 休みなし D4.200('99) エル・ジェム博物館の入場料も含む | |
| ◆交通 | |
| 駅から北へ延びているブルギバ通り(商店街)を200mほど進む。周りには何もないので、 | |
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| ◆説明 |
| 紀元前1世紀建造。岩をくりぬいて造られている。 ▼kenjiの訪問記▼ エルジェムと聞けばと円形劇場を連想するだろうが、ここにはもう一つ(?)の円形劇場がある。あらかじめ位置は確認してあり、線路の向こうのそれを見つけるのには苦労しなかった。盛り上がった土(上段)の向こうに、期待を膨らませた。 しかし、ここは見捨てられた遺跡だった。内部にはゴミや羊の糞が散乱している。風化が激しく、観客席もわずかにしか見てとれない。2000年前に賑わっていたであろうこの地は、今では羊たちの遊び場と化していた。 | |
| ◆開場・入場料 | |
| おそらく24時間開放されている。管理人もおらず、もちろん無料。 | |
| ◆交通・位置 | |
| 鉄道駅から南西へ線路沿いに100mほど左手。 | |
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