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◆◆◆ メリダ【エメリタ・アウグスタ】 ◆◆◆
◆歴史 アグリッパの指導による退役兵のための植民都市として、アウグストゥスの命により、紀元前25年エメリタ・アウグスタの名で建設された。トレドとリスボン、そしてサラマンカとセビーリャの両ルートの接点として、また属州ルシタニアの州都として大いに栄えた。ディオクレティアヌス帝の改革の後、3世紀末に最盛期を迎えたこの都市は、「スペインのローマ」として知られていた。市壁によって囲まれた区域は50万立方メートルに及び、当時、規模においてローマ帝国第9位の大都市であり、アテネよりも上位にあったという。現在も多くの遺跡が街のいたるところに遺っている。
◆交通 マドリッドからバスで2時間半〜4時間半、電車で6時間。セビーリャ、サラマンカからバスで3時間。

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●劇場
劇場を円形劇場から望む ローマ劇場正面
ステージ 大理石の柱と彫像
◆説明
 アグリッパにより紀元前16年頃(入口の碑文によれば前27年)に丘陵地に造られたが、のちに火事に遭い、ハドリアヌス帝の時代に再建された。舞台を半円形に取り囲む座席は6000人収容可能であり、イベリア半島最大規模である。貴人席と平民席との間は往来不通になっていた。
 舞台建築は3つの出入り口のある2階建てで、32本のコリント様式の柱や、さまざまな色彩の大理石で飾られている。それらの間の四角や半円状の壁龕には神々や皇帝たちの彫像が設置されていた。また、オーケストラの部分には青と白の大理石が敷き詰められている。
◆交通
 鉄道駅から南東へ15分ぐらい。スペイン広場から北東へ15分ぐらい。近くには円形劇場、博物館、インフォメーションなどメリダの主要な建物が集まっている。

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●ローマ橋
木陰から望んだローマ橋(8KB)

朝陽に染まるローマ橋
◆説明
 グアディアナ川にかかる長さ792m、60のアーチを有するローマ橋は、花崗岩の切石を用いて紀元前25年頃に建造された。ベティカ街道沿いにある都市の入口として機能していた。橋の最も古い部分は、アウグストゥス帝時代に建造されている。幅が狭く、現在では歩行者専用となっている。

▼Kenjiの訪問記▼
 ルシタニア橋北岸から川に沿って並木道を歩いていた。すると、目の前にローマ橋が見えた。ローマ橋と言っても所詮はただの橋だろうと考えていた。しかし、その考えが過ちだと気付かされた。川の上を大蛇が渡っていくかのようなその光景に足が止まった。その長さ、造り(アーチ等)は遠くからでも、素晴らしさが伺える。当時、これほどの長さの橋を造るのは、さぞかし大変であっただろう。そして再び歩き出すと、木陰にちらりちらりと見え隠れするローマ橋を楽しんだ(写真上)。
◆交通
 バスターミナルから北へ抜けるとルシタニア橋が見えるが、更に南東に見える橋がローマ橋。鉄道駅からは、南へまっすぐ延びるメインストリートを進み、スペイン広場を横切ると見ることができる。

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